コスメチックQ&A - 化粧品と肌トラブル
- 化粧品と肌トラブル
- 化粧品に関連する肌トラブルやアレルギー、また、その対処法、その他の原因などについてまとめています。
- 「お肌に合わない場合はご使用をおやめ下さい」とは、具体的にどのような場合ですか。
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化粧品は、肌に対する安全性について十分な注意を払い、通常の使用において刺激やトラブルの起こることのないように製造されています。
しかし、使用する人の体質や体調、季節や年齢などによって、使用中または使用後に、ほてり、かゆみ、赤み、痛み、腫れなどの異常が肌にあらわれることがあります。
化粧品の注意表示では、このような症状を「お肌に合わない場合」と言い、症状の悪化を防ぐために「ご使用をおやめください」として、直ちに使用を中止するように呼びかけています。
- もし、肌がカブレたらどうすればいいのですか。
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化粧品を使用中、使用後、あるいは使用後直射日光を浴びた場合などに、肌に、ほてり、かゆみ、赤み、痛み、腫れなどの症状があらわれたときには、次のようなことに注意して、できるだけ早く皮膚科専門医の診療を受けてください。
- ただちに使用を中止し、水やぬるま湯で洗い流す。
- 症状の出た部分を水で何回か冷やす。
- 手で触ったり、タオルでこすったりしないように注意する。
- 直射日光を避け、ゆっくり休養をとる。
- 酒・タバコや香辛料などの刺激物を避ける。
- パーマをかけたりヘアダイをするのは見合わせる。
皮膚科専門医への相談のポイント
- 症状が出た後、できるだけ期間をおかずに診療を受ける。
- いつから、どのような症状になったのかを伝える。
- 症状の出たときの体調、食事内容、また薬を使用している場合には、使用している外用薬・内服薬の種類、その他の生活全般の様子について詳しく報告する。
- 使用していた化粧品と全成分表示の書かれたものを全て持参する。
〔出典:日本化粧品工業連合会編「コスメッチックQ&A事典」〕